いつも楽しそうなやつの人生迷子レビュー

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人生迷子

私は今、人生迷子だ。

いや、その迷子から若干抜けつつあるが
数週間前まで結構もがき苦しんでいた。

インスタはみんなの幸せ発信で溢れている。

私も楽しかったことや嬉しかったことを
発信するのが好きだ。

「いつも楽しそう」ってよく言われる。

その
いつも楽しそうなヤツの

人生迷子レビューって
おもしろコンテンツすぎん?

と、思い
SNS断食していた仕事以外の時間に
なにを考えていたか
こうやって文章にまとめてみた。

同じような人生の迷い方している人や
なんかコイツいつも楽しそうでむかつくわ
って人に楽しんで読んでもらえればと思う←

やりたいこと、楽しいことが分からない苦しみ

SNS断食をしようと思ったのは
なんとなく携帯を見る時間がもったいなく感じてきたから。

時間がもったいないというものの
時間は有り余っている。

この有り余った時間をどう使っていくか模索中だ。

私はこれまでの選択の積み上げにより
比較的自由がある。

好きな時に起きて
好きな時に眠れて
好きな時に働いて
好きな時にごはんが食べれて
好きな時に好きなことができる。
上司の誰かに認めてもらわなくたって
自分次第で好きなだけお金を得ることもできる。

人生で半年間のサラリーマン経験が
この、今となってはごく当たり前のことが
いかに当たり前でなかったかを思い出させる。

時間に追われている人にとっては
もしかしたら自慢に聞こえたかもしれない。

でももし今のあなたに
限りない時間とお金の自由があったら
なにがしたいか考えて欲しい。

ゆっくり眠って
住みたい家に住んで
乗りたい車に乗って
食べたいものを食べて
欲しいものを買って
旅行に行って
一通り娯楽を楽しんで
そんな生活を1年くらいした後
なにがしたいか。

私は今まで結構やりたいことをしてきた。
そしてやりたいことが尽きないタイプだった。

学生時代は服が大好きで
アパレル店員になりたかった。
いざなっていみるとなんか違くて辞めた。
キャバ嬢にも憧れたことがあった。
やってみた。
なんか違くてやめた。
癒しの世界に魅力を感じて
リンパマッサージの資格をとって
リラクゼーションサロンを開業したり
タイに1ヶ月間タイ古式マッサージを学びに行ったり
医療業界に疑問を感じて東洋医学に興味を持ち
鍼灸の専門学校に通ったり
ふと、モデルになりたくなって
ポートレートモデルをしてみたり。

飽きたらすぐやめてつぎつぎ〜がモットーなので
やりたいことはさっとやって違うと思えばすぐ手放す。

その行動がなにか一般的な「成果」に結びつかなかったとしても
やってみたけど面白くなかった、飽きた、も
自分の特性を見極めるための
情報収集でありいわばそれも「成果」だからだ。

こんな感じでやりたいことが
次々と出てくるタイプだったのに
ここ最近それがなくなってしまった。

もちろんマッサージの仕事は楽しい。
気持ちいいと言ってもらえるのは嬉しいし
新しい手技を練習したりするのも楽しい。
だからこれからも
今のところは続けていきたいと思っている。
合わないことは
半年くらいでやめがちな私が
マッサージの仕事だけは続けることができている。
今年で5年目。
こんなに継続してできてたことは
未だかつてないかもしれない。

・・・・ただなんとなく日々が退屈なのだ。

時間はある。

お金だって必要な分だけ稼げばいい。
今までだってそうしてきた。

やろうと思えばなんでもできる。

時間がないとかお金がないとか
自分に制限を課しているわけではないのに
やりたいことがみつからない。

もっとやりたいことが欲しい。

今までなにかやりたいことや目標を掲げて
それを達成するのが楽しくて走り続けていた。

とにかく行動、行動。

思い立ったらすぐ行動。

行動力があることが自分の取り柄だと思っていた。

それが今、その行動力を活かすことができる
『やりたいこと』という原動力を見失ってしまった。

やりたいことがあって
すぐ行動する自分が好きだった。楽しかった。

それがない自分が嫌になった。

急に自分に自信が持てなくなった。

自分にはなにもない。

自分はなにがしたいんだろう、

考えれば考えるほど
無力感と絶望感と孤独感に飲み込まれていく。

これまで
共振の法則である
今が良ければこの先もずっと幸せ、を
信じて疑わなかった自分が
どんどんネガティブになって
将来にまで不安を感じるようになった。

楽しいってなんだっけ。

死にたくもないけど生きたくもない。

気分が一定して落ちている日々が続いた。

ある日、YouTubeの料理動画を見て
ふと料理がしたくなった。

料理なんかめんどくさい。
時間も労力もかかるし
生ゴミの処理や洗い物などの
付随してめんどくさいことが増える。

それ故に毎日外食だった。

私は3食決まった時間に食べることを
良しとしていない。

食べたい時に食べたいものを食べる。

だから大抵1.5食とかになる。

その1.5食を惰性で食べることはしない。

その時自分が求める美味しいものを食べる。

丸亀うどんに通い詰めることもあれば
居酒屋飯が好きなので
お酒も飲まないのに食事をするためだけに
多少値が張ろうが
一人だろうが
自分が満足する食事を求めて食べに出たりもする。

これはこれで満足していたが
ふと料理をする気になったのだ。

いざ
やってみると楽しい。

あんなにめんどくさかった作業が
なんか楽しいぞ。

そうか、、

手間をかけるって楽しいんだ・・・・

楽しいを定義してみた

『時間をお金で買う』という考え方がある。

自分よりもそれが得意な人にお金を払ってサービスを買い
その時間で自分は好きなことをする。

それもまたひとつの選択肢だ。

しかし巷ではキャンプが流行っているらしい。

夏になるとバーベキューをしたりもする。

キャンプもバーベキューも
『時間をお金で買う』とは真逆の発想だ。

わざわざお金を払って手間までかける。

わざわざテントはらなくたって
家のベッドでぬくぬくと寝ればいい。

わざわざ火をおこして
炎天下の中ほこり被った肉食わなくたって
設備も環境も整い
後片付けまでしてくれる
焼肉屋という場所で美味しくいただけばいいのだ。

なのになぜそのわざわざをするか。

自然を感じたいという理由もあるだろう。

でももっと大きな理由は
その『わざわざ手間をかける』ことが
楽しいからだ。

なぜなら私たちは
わざわざ身体を持ち
物質次元で
手間暇かけて創造することを
楽しむために生まれてきたのだから。

私はそれを忘れていた。

便利な世の中でお金を使えば大抵のことは解決してしまうが
お金で解決しすぎるとつまらなくなる。
手間をかけることは楽しさ、であるから。

また、集中してなにかをクリエイトすることは
なににも変えがたい楽しさがある。

集中✖️手間をかける✖️クリエイト(表現)
これが人間としての
最高の楽しいの条件かもしれない。

消費する楽しさももちろんある。

好きなものを買って手に入れる
好きなサービスを受ける
ゲームをする
食べる など

ただ、消費する楽しみだけでは
人はいずれ満足できなくなる。

消費する楽しみよりも
生産、クリエイト(表現)する楽しみは
格別だからだ。

好みや得意によって
なにをクリエイトすることに
楽しさを感じるかはそれぞれだろう。

私は料理の他にも
こんな風に文章を作成することにも楽しさを感じる。

これもまた
集中✖️手間✖️クリエイト(表現)だ。

アートの世界

他に、絵を描く楽しさにも気づいてしまった。

ご覧の通り特に私は絵が得意なわけではない。

むしろ下手。

それ故、絵を描こうなんて思ってもみなかった。

でも
なにかを上手に描かなければというしがらみを捨て
目的もなく
画用紙にその場のフィーリングで
その瞬間瞬間にピンとくる色のクレヨンを手に取り描いていく。

これがすごく気持ち良い。

言葉にしなくていい
言葉にならない表現ができる

出来上がった絵を見て
自分では気づいていなかった自分の感情に気づいたりもする。

目的を持って上手に描けないといけない

それが絵だと思っていた。

上手くないから絵を描くことは好きじゃなかった。

ただ感情のままに目的なく描く絵は楽しい。

上手いとか下手とかジャッジのない
ただその場の自分の感覚を表現していく
アートの気持ちよさを是非他の人にも知って欲しい。

病んだらアート。おすすめ。

これもまた
集中✖️手間✖️クリエイトだ。

刺激の楽しみから日常の楽しみへ

料理したり、絵を描いたりしていく中で
楽しさの定義に気づいた私は
そうだ、、、
楽しみって日常にあるんだ、、

ということにも気がついた。

なにかを達成するために
なにものかになるために
走って走ってその過程を楽しむのもいい。
その達成感を味わうのも楽しい。

新しい刺激を求めて行動しまくる。
それも楽しい。

なにかを達成した先に
幸せがあるような気もしていた。

これが今までの自分だった。

だけど
刺激には飽きがくる。
どんどん強い刺激がほしくなる。
ゴールがない。

結局は日常なんだ。
日々の生活なんだ。
それを楽しむ姿勢なんだ。

日常を楽しむには
『味わい力』が必要だ。

この『味わい力』がないと
どんなに幸せな環境にいようと
条件が揃っていようと
幸せを感じることができない。
幸せとは『条件』ではなく
それを感じられる心の『状態』だからだ。

どうすれば味わい力を高めることができるか。
五感に集中して
未来への不安や過去への後悔
次はあれしてこれして〜
などの、グルグル思考を止める。

香りや音、感覚にフォーカスすると
思考が止まる。ただ感じる。

いまこの瞬間にしか見ることのできない
感じることのできない景色に
すべてが美しく思えてくる。

そばにいる人がより一層愛しく思えてくる。

効率を求めて
ながら作業をしたり
今していることとは別のことを頭で考えたり
いかに今に集中していない時間が多かっただろうか。

なんのための効率なのか
こんなに急いでどこにいきたいのか
幸せとはなんなのか

今回の人生迷子によって
今この瞬間を味わいきること以外に
大切なことはなにもないということ
改めて感じた。

この一連の気づきから
最近のテーマは
日常の味わい力を高めることと
集中してクリエイトする時間を増やすことだ。

まとめ

以上、人生迷子レビューでした。

幸せのシェアもいいけど
たまにはもがき苦しんでますシェアもいいかもしれない。

それが誰かの人生攻略に繋がるかもしれない。

みんなの迷子レビューも見てみたいな。

 

 

 

 

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

あおち(25)大分県在住。22歳で脱社畜。お金のいらない世界へ♪人生はネタ集め!人生哲学とスピリチュアルがだいすき。オーナーセラピスト/ブロガー/詳しくはコチラ