高校を留年中退した女の末路

高校を留年しようが、辞めようが幸せになれました＼(^o^)／

高校中退・・人生オワタって思ってる人、ぜーんぜんそんなことないよ。

中学3年生の頃のあおち

あおち

なんか爽風館っていうちょー自由な高校があるっぽい！ここに行きたい！

パパ

そんな変な学校だめじゃー

あおち

・・・・・じゃあ制服可愛いし、勉強頑張らんでも受かりそうやし大商いくわ

あおちが高校受験のとき爽風館高校は開校して1年目の新しい学校でした。

・制服無し

・定時制（朝・昼・夜の部があっていつメインに授業を受けるか選べる）

・つまりお昼からの登校でもok

・単位制（必須科目以外は好きな授業が選べる）

・校則は「他人に迷惑をかけない」「法律を犯さない」以上。

なんて自由な学校なんだ♡

朝起きるのキライ。朝寝坊しても大丈夫♡

好きな服が着れて、化粧しても怒られない♡

その頃、おしゃれが大好きだったあおちにとっては、とっても魅力的な学校でした。

爽風館に行きたい～！！！！

でも、普通以外許せないパパから反対されて、昔からある、伝統を重んじる普通の商業高校に行きました。

入学して約半年後に留年決定

とにかく校則が厳しい・・・

いや、普通の高校はだいたいこんなもんか・・・

先生

スカート長くしろ。

先生

ピアス開けるな。

先生

眉毛そるな 。

先生

髪染めるな 。

先生

化粧落とせ。

先生

エクステ取れ。

先生

バイト禁止。バイトは社会勉強なんかにならん。

先生

部活は必ずどこかに入れ。

なんで中学、高校ってこんなにがっちがちに校則で拘束したがるんですかね？笑

よく先生に注意されてました。めんどくさいなーって思ってました。

まぁ先生も仕事ですからね。仕方ないですよね。

で、放課後はというと、友達と夜中もしくは朝まで遊んでました。

家から学校までが遠く、バスと電車を乗り継いでいくのが、めちゃめちゃめんどくさい。

結果

帰るのもめんどくさい

↓

友達の家に泊まる

↓

朝まで遊ぶ

↓

朝起きれない

↓

学校行くのだるい

↓

休む

こんな生活を続けた末に

先生

明日から皆勤で学校こないと留年です。

翌日学校に行きました。

翌々日・・休みました。

留年決定＼(^o^)／

商業高校を中退する

中学卒業時の目標が「高校を辞めないこと」でした。

その目標、速攻で達成できず。

家に帰らないからパパが心配して電話はガンガン鳴るし

先生からも学校に来なさいって電話かかるし

でも遊ぶの楽しいし、眠いし・・・・

たまに家に帰ってパパに会うと修羅場。

ひたすら怒られるし、髪の毛ひっぱられて突き飛ばされたこともありました。うわ～笑

（暴力振るわれたのはその時くらいですのでご安心を。今は仲良しです。）

でもママは全く怒りませんでした。

文句言わないけど信じて見守ってくれてるっていう感じでした。

だからなんでも話せてました。

高校受験のとき、あおちが爽風館に行きたいって言ったときも、賛成してくれました。

ママ

大商行って嫌やったら、爽風館行ったらいいやん～。

結果、そうなりました。

あおち

留年してまでこの学校におりたくない～。

パパもなんとか説得して、大商を辞め、爽風館に行くことにしました。

本来なら編入学試験を受ければ、前学校での単位を引き継げますが、

あおちの場合、引き継げる単位がゼロだったので、

また１から入学しなおすことになりました。

試験勉強

爽風館には入試試験で自己推薦があったので、それを利用して入試を受けました。

試験内容は小論文と面接。

母校の中学校が、試験対策をしてくれてとてもお世話になりました。

全日制のⅡ部（メインの授業がお昼から）に合格。

爽風館に入学後

めちゃくちゃストレスフリー＼(^o^)／

どんな服を着ていようが、金髪だろうが、ピアス開けようが怒られることはありません。

先生との無駄な争いがなくなって、とっても生活しやすかったです。

おとなしく授業を受けとけばなにも言われることがないので

むしろあおち爽風館では優等生でした。笑

そして出席状況もほぼ皆勤＼(^o^)／

逆に授業をさぼろうとする人を心配するレベル・・・・

学校を休んでも、授業をさぼっても、いちいち先生から電話がきたりしません。

先生

休んでもいいよ。単位取れなくて卒業できないだけだよ。

だから、単位が足りなくて留年する人もたくさんいました。

辞める人もたくさんいました。

すべてが自由な分、すべて自己責任。

大学と同じです。

あおちには爽風館の方が合ってました。

誰に言われるでもなく、毎日学校に行くようになりました。

1度高校を辞めたから今度こそは卒業しなきゃっていう気持ちもあったと思います。

でも自由な校風だったからこそ続けられたな～と思います。

きちんと単位を修得して3年間で無事に卒業することができました。

卒業後

推薦がもらえ、大分県立芸術文化短期退学に入学しました。

その後2年間、短大生活を楽しみ、新卒採用で不動産屋さんに就職します。

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その後、高校のとき同様、約半年で会社辞めます。

そして現在セラピストしてます。

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まとめ

続けることが大事、ラクな方に逃げることはよくない、我慢しなきゃだめ・・・

こういう一般論に苦しめられて、「それができない自分はだめなやつだ～」って自己肯定感を低くする必要は全くないです。

自分の居心地の良さを求めて動くことは、自分の幸せに妥協せずに生きてる証拠だからです。

人それぞれ幸せのかたちは違います。

だから、どうすれば自分が幸せになれるかは、自分の感情が一番よく知っています。

感情のままに動いていると自然と生きるのがラクになってきます。

高校中退に限らず、世間体や一般論が、

自分の感情を苦しめている人の気持ちが少しで軽くなってくれればうれしいな。